千葉ロッテ中森投手 後援会準備会が発足 「3年後までに会員1000人」

2022.03.30
地域

「中森俊介後援会」設立のための準備会会長に就任した遠山満さん(左)=2022年3月18日午後8時24分、兵庫県丹波篠山市黒岡で

兵庫県丹波篠山市幡路出身で千葉ロッテマリーンズの中森俊介投手(19)を応援する「中森俊介後援会」設立のための準備会が18日、市民センターで初めて行われ、後援会設立の時期は、中森投手が1軍か、2軍で登板するタイミングで、球団と相談しながら進める方針とした。準備会会長にキクヤ取締役会長の遠山満さん、名誉会長に酒井隆明市長を選任した。

幡路出身の原田誠さん(東京都)、幡路在住の原田豊彦市議が発起人となり、野球、多紀地区、観光、商業の各関係者、市議計29人が参加。会長のほか、副会長8人、事務局長1人を選び、そのほかの出席者は幹事となった。

後援会の会則案が、今回のみ事務局を担った市教育委員会から説明があり、会員証の発行、応援観戦ツアーの実施、激励交流会の開催、寄付金による運営などを提案。後援会設立時までに意見を聞くことにした。遠山会長は「設立したら、3年後までに会員を1000人集めたい」と目標を語った。

市は今年度に引き続き、新年度も同球団とスポンサーシップ契約を締結し、7月6日の北海道日本ハム戦で「黒豆ナイター」を開催する方針を示した。

また、昨年12月、お笑いタレントの石橋貴明さんが自身のユーチューブチャンネル「貴ちゃんねるず」で井口資仁監督と対談した模様を、席上で放映。「イキのいい若い投手1人を挙げると」の質問に井口監督が「中森に期待している。今年の(佐々木)朗希みたいな使い方をしていきたい。秋季練習で一番良かった。今年1年は体力づくりをしてきた。期待してください」と答えていた。

中森投手は2020年ドラフト2位で入団。昨季は1、2軍とも公式戦の登板はなかった。今年2月、沖縄で練習試合ながら巨人との1軍戦で1回無失点に抑えた。

関連記事