兵庫県丹波篠山市大山地区の特産品で、JA丹波ささやまが販売する「大山すいか」の集荷が始まった。毎週火、金曜日に栽培農家12人が収穫した大玉のスイカが大山ライスセンター(同市一印谷)に集まり、個人や青果店などに販売している。
集荷されたスイカは、品質が良い順から「秀」「優」に分けられ、さらに重さ10キロ未満は「秀1」としてキロ当たり320円、10キロ以上の「秀2」は同290円で販売している。
販売時間は毎日午前9時―午後4時だが、売り切れ次第終了する。
同JAスイカ部会長の雪岡昌さん(70)は、「今年は受粉時期に当たる6月中旬から長雨にたたられ、実の付きが少し悪かったため、初回の集荷量は少なめ。ただ、これから天気が期待できるので、結実した分は甘味が増してくる。楽しみにしてほしい」と話している。