黒枝豆「解禁」 黒大豆の完熟前に味わう逸品 高温少雨影響で2日遅く

2023.10.07
地域注目観光

大粒でコクがある黒枝豆。7日に販売が解禁され、秋の丹波篠山が本格シーズンを迎える=2023年10月7日午前8時35分、兵庫県丹波篠山市福住で

全国ブランドとして名高く、日本農業遺産にも認定されている兵庫県丹波篠山市の特産「丹波篠山黒枝豆」の販売が7日、解禁された。大粒で甘みが強い黒枝豆。販売は多くが10月いっぱいで、今だけ食べられる旬の味覚だ。

おせち料理の定番「丹波黒大豆」が完熟する前の状態で味わう逸品。同市は旬の到来を告げることや、生産者、販売者により良い品質で販売してもらうことを狙って、2006年から解禁日を設定している。人気漫画「美味しんぼ」に取り上げられたこともあり、毎年、解禁日以降、多くの人が買い求めにやってくる。

7日朝、同市福住の圃場で販売解禁セレモニーが開かれ、関係者らが「たる開き」をして解禁を宣言した。今年は高温少雨の影響でさやの膨らみが遅れており、例年よりも2日程度、解禁日を遅らせた。

 

 

 

 

黒枝豆の塩ゆで。美味。

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