天に向かって 古刹の大イチョウ見ごろに 黄金色の塔「圧倒的存在感」

2023.11.21
地域注目観光

澄んだ青空に向かってそびえたつ大イチョウ。黄金色の塔のよう=2023年11月21日午前11時3分、兵庫県丹波篠山市宇土で

兵庫県丹波篠山市宇土の古刹「弘誓寺(ぐぜいじ)」の大イチョウが見ごろを迎えている。抜けるような青空に向かってそびえたつ姿は、黄金色の塔のようだ。

樹齢約500年と伝わるイチョウは、高さ約25メートル、幹回り約8メートル。源平の戦いの戦禍を逃れたという言い伝えが残る本尊とともに、大切に守られてきた。

訪れた人々はその姿に「大きい」「すごいな」などと感嘆の声を上げながら、角度によって表情が変わる大イチョウにカメラを向けていた。

神戸市から訪れたという女性(65)は、「以前から行きたくて、やっと来られた。圧倒的な存在感で、生命力を感じます」と笑顔で話していた。

 

 

 

 

見る角度で表情が変わる

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