兵庫県丹波市氷上町横田の「よこたん公園」にクリスマスイルミネーションが登場した。同地区の有志でつくる「英遊会」の8人がこのほど、電飾ツリーの設置や、フェンスの飾り付けなどを行った。
高さ7メートル、直径10メートルの電飾ツリーがシンボル。中央の支柱には、父と子の2体のサンタクロースが登っている。光の反射を美しく見せるため、足元に白い不織布を敷き詰めており、雪の上にツリーが立っているかのよう。
農業用の支柱を使った電飾トンネルをくぐって、ツリーに辿りつく趣向。周囲のフェンスにも、「Merry Christmas」の文字や、星、ろうそく、雪などのモチーフが浮かび上がっている。
同会は、15年ほど前から同公園のイルミネーション設置を続けている。最初はフェンスのみの装飾だったが、家庭で使わなくなった電飾を譲り受けるなどして規模が大きくなったという。
松井英一代表(54)は「道路沿いなので、交通に気をつけて楽しんでもらえたら」と話している。25日頃まで点灯の予定。