KーPOPアイドル目指し専門学校へ 宮垣茜里さん(丹波市)

2024.01.14
たんばのひと

宮垣茜里さん

「踊りと歌で笑顔に」

韓国のダンスミュージックK―POPにはまり、K―POPアイドルデビューを目指し、4月から大阪ダンス・俳優&舞台芸術専門学校(大阪市)に進学、3年間学ぶ。在学中にオーディションに合格して事務所に所属し、練習生期間を経て、韓国でデビューする夢を描いている。

小、中学校時代はバスケットボール少女。中学3年で世界的人気グループ「BTS」にはまり、趣味でダンスの再現「カバーダンス」をするようになった。県立高校では珍しいダンス部がある氷上西高へ進学。部長を務めた。ダンス熱、K―POP熱はとどまることなく、表面的な振り付けのコピーにとどまらず、内面から深く学びたいと、3年の夏休みに1カ月、ソウルでダンス留学を経験。「ストレッチからもうスイッチが入っている。柔軟体操でも指先まで美しく、圧倒された」

将来の夢はなかった。好きになったBTSから勇気をもらい、「ダンスと歌で自分も人を笑顔にしたいし、人に影響を与える人になりたい」と高校で大きな目標を持った。部活動に「青春的なことを味わえた」と感謝する。

幼少期からダンススクールに通う人も多い中、キャリアが浅い自覚はあるが、遅く始めたからこそ、今、強く打ち込めていると感じている。留学先に中国人、英語圏の同世代もおり、将来のライバルは、韓国、日本にとどまらないことを痛感もした。「日本人相手の日本の芸能界を目指すより、難しいかもしれない。まずは練習生になること。20代半ばでデビューできるよう、努力したい」と満面の笑顔。4月から始まる新生活に心を躍らせている。18歳。

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