兵庫県丹波篠山市内の各所でひな人形などを展示する「丹波篠山ひなまつり」が始まり、春らしい華やかな雰囲気が広がっている。「篠山城下町会場」では、コロナ禍で休んでいたワークショップを再開する。
城下町会場(篠山城下まちづくり協議会主催、月・水・金曜の午前9時半―正午)は20日まで、河原町通りや西町をメインに店舗や民家など約30カ所にひな人形を展示している。
また、6―8日午前10時―午後3時には市民センター(同市黒岡)で「おひなさんと盆栽展」を開催。10日午前10時―午後3時、陶々菴(同市西町)では、抹茶と和菓子の振る舞い(有料)と、陶々菴所蔵のピアノで「うれしいひなまつり」の演奏(無料)ができる。また、鳳凰会館(同市河原町)では、甘酒と和菓子の振る舞い(有料)と、「ひな飾りリース作り」(所要1時間500円)が体験できる。陶々菴と鳳凰会館は期間中、外からのみ見学できるが、同日は入館できる。
武家屋敷安間家史料館(同市西新町、入館料200円)では4月7日まで、篠山藩ゆかりのひな人形を展示している。
「日置会場」(日置地区まちづくり協議会主催)は17―24日、中立舎(中兵庫信用金庫城東支店前)と黒豆スイーツ&カフェ「ささらい」(同市日置397)で展示する。午前10時―午後3時。
「福住会場」(福住地区まちづくり協議会主催)は15―17日の午前10時―午後3時、さんば家ひぐち(同市福住370)でひな人形や吊るし雛、稲畑人形などを展示する。
「市野々会場」(市野々かかしの里づくりプロジェクト主催)は先月から展示を開始。4月3日まで、「市野々かかしの里バス停ミュージアム」でひな飾り、住民によるかかしや作品を飾っている。午前10時―午後4時。