陽光に輝く 薄紫のカタクリ開花 7日に「まつり」も

2024.04.05
ニュース丹波市地域地域注目自然観光

陽気で一気に満開になり、山の斜面を紫色に埋め尽くすカタクリ=兵庫県丹波市氷上町清住で

兵庫県丹波市の花、カタクリが同市氷上町清住の群生地で咲き誇っている。山の斜面を紫色の花が覆い尽くす花のじゅうたんが広がる。来場者は自然美をカメラやスマートフォンに収めている。7日午前9時から「かたくりまつり」が開かれる。

クヌギ林の中に2カ所の群生地があり、太陽の光を浴び、濃い緑色の葉と、透き通るような薄紫色の花が輝いている。同群生地が南限とされる。

清住村おこし実行委員会の片山節夫会長(59)は「雪が降り、嵐があり、急な温かさ。熟成期間なく、一気に満開に近い状態になった。7日まで花はあるでしょう」と話している。

入園料300円。国重要文化財12体を含む、平安・鎌倉期の仏像など80体がある隣接の達身寺とのセット割500円。

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