兵庫県丹波篠山市乗竹の西紀小学校の全児童(57人)が8日、学校近くの田んぼで田植えを体験した。児童たちは「冷たーい」「ぬるぬるする」と、はしゃぎながら田植えを楽しんでいた。
自身の子ども3人が同校に通う西紀農産加工組合の川崎剛代表理事(51)の指導で、児童たちは約6アールの田んぼで2学年ごとに田植えを体験。児童たちは苗の束から2、3本ずつを取り、目印のひもに沿ってきれいに植え付けていった。
田植え初体験の1年生の男の子は「鎌を持っている不思議な生き物を見た」とはしゃぎ、「田んぼは冷たかったけど楽しかった」と笑顔で話していた。
同校では例年、児童たちが収穫した米を11月の地域の祭りで販売する。