兵庫県丹波篠山市の特産「丹波黒大豆」の栽培技術を生かした夏の枝豆「丹波篠山デカンショ豆」の販売が始まっている。今年度は同内の6つの生産者団体が栽培。JA丹波ささやまにも出荷し、味土里館(同市東吹)と特産館ささやま(同市黒岡)で販売されている。8月下旬まで。
栽培技術を継承し、「丹波篠山デカンショ豆連絡調整会議」で認められた生産者だけが作付けし、2020年から販売を始めた。人工味覚センサーによる味分析などを経て、特に甘みが強い品種を絞り込んだ。さやもぎ、洗浄を素早く行い、収穫後3時間以内に10度以下の冷蔵庫に入れ、鮮度を保っている。
味土里館(水曜定休、8月14日は特別営業)では300グラム490円、特産館(水曜定休)では200グラム350円で販売している。特産館駐車場は有料(直売所1000円以上で1時間無料)。
今年度の生産者は次の通り。
丹波たぶち農場(口阪本)、アグリヘルシーファーム(味間奥)、丹波篠山かまい農場(今田町木津)、みたけの里舎(和田)、赤井農産(東本荘)、丹波篠山ファームMaegawa(犬飼)