ラブラブ つがいのメジロが「相互羽づくろい」 絆深めるイチャイチャ

2024.09.06
注目

「相互羽づくろい」を行うメジロのつがい。ラブラブです=2024年9月6日午前7時38分、兵庫県丹波篠山市内で

兵庫県丹波篠山市内の柿の木に小さな鳥の影。黄緑色の体と目の周りに白い縁取り。「メジロ」だ。

全長12センチほど。桜や梅の花の蜜をなめる場面を撮影されることが多く、「春」のイメージがあるものの、留鳥のため季節的な移動をせず、年中、同じ地域の中にいる。

枝の間を飛び移る愛らしい姿にレンズを向けていると、突然、2羽のメジロがぴったりと身を寄せあい、くちばしでお互いの羽づくろいを始めた。夫婦のようだ。

生涯を同じつがいで過ごすメジロは、夫婦で互いに羽づくろいをする。「相互羽づくろい」と呼ばれる行動で、絆を深める意味もあるそう。

生涯同じつがいで過ごすメジロ。ラブラブな「相互羽づくろい」には、絆を深める意味もあるそう=2024年9月6日午前7時38分、兵庫県丹波篠山市内で

人間の視点で見ても、とにかくラブラブ。記者の脳内には、「もうちょっと右」「ここ?」「そこそこ」などという声が響く。

ひとしきりイチャイチャした後、そろって木から飛び立った。

ごちそうさまでした―。

【丹波新聞鳥部】(※コメント欄より、弊社の活動を命名していただきました)

 

 

 

 

体をくねらせて

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