兵庫県丹波市の柏原中心市街地で19日、「織田まつりとうまいもんフェスタ」が開かれた。ハイライトとなった武者行列は、きらびやかな甲冑をまとった勇ましい武者のほか、かわいらしい子ども武者たちら総勢90人ほどが練り歩き、来場者は数百年前にタイムスリップしたかのような時代絵巻に見惚れていた。
柏原藩陣屋跡を出発。毛槍や箱を持った奴(やっこ)を先頭に、太鼓やほら貝のゆっくりした音に合わせて歩いた。奴に続いてかわいらしい子ども武者や着物姿の子どもたちが登場すると、和やかな雰囲気に包まれた。
織田信長の直系18代目の子孫、織田信孝さんが殿様役を務めたほか、茶々、初、江の「浅井三姉妹」も登場。同藩で代々家老を務めた生駒家の当主、生駒高嗣さんや、信長の普請奉行だった竹中藤兵衛正高に扮した出演もあった。
飲食など多くのブースが並び、来場者は秋の味覚などを楽しんでいた。




























