ふるさと公園活用へ 29日イベント「魅力を発見して」 地域おこし協力隊員が企画

2025.11.24
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イベントチラシを手に、ふるさと公園で来場を呼びかける河田さん=兵庫県丹波篠山市今田町今田新田で

兵庫県丹波篠山市今田地区の地域おこし協力隊の河田順子さん(53)が、こんだ薬師温泉(同市今田町今田新田)の麓に広がるふるさと公園を有効活用していこうと29日午前10時―午後4時、同公園で「ふるさと公園再発見ショー」を開く。実行委員会(7人)主催。河田さんは、「多くの人にふるさと公園に足を運んでもらい、この素敵な公園の魅力を発見、体感してほしい。イベント終了後も継続して公園を活性化、維持していけるよう、さまざまな仕掛けをしていきたい」と話している。

雑木林の紅(黄)葉が美しい山々に囲まれた公園で、ツリーイングやヨガ、木工クラフトなどを満喫できるほか、飲食も楽しめるイベント。

体験イベントはいずれも予約者優先。駐車場は同温泉の第5駐車場を利用する。雨天の場合、12月6日に順延。

同公園は1993年、当時、多紀郡今田町の自治振興事業により設置。約1億6200万円かけて造成された。敷地面積は約2万3000平方メートルと広大で、大部分は草地の広場になっている。周囲には、新緑や紅葉の時期に色づきが美しいさまざまな種類の木々が植栽され、舗装された散策路や東屋、ベンチ、ステージ、池、トイレなどが整備されている。当初はさまざまなイベントが行われていたが、最近ではほとんど利用されていない状況にあった。

イベント内容は次の通り。

【ツリーイング】 午前10時からと午後1時からの2回実施。所要時間は各回1時間半。ロープと登はん器具を使った木登りで、小学3年生以上が対象。定員は各回8人。長袖、長ズボン、運動靴で参加し、いぼ付き軍手を持参する。参加費1000円。

【ヨガ体験】 午前10時から1時間程度。ヨガマットのレンタル可(1枚200円)。定員20人。参加費1000円。

【木工クラフト】 午前10時、正午、午後2時の3回実施。所要時間は各回30分程度。丹波篠山産ヒノキでキーホルダーを作る。定員は各回4人。小学生以上が対象。参加費は1200円。

【丹波篠山産コシヒカリ袋詰め放題】 午前11時から。30秒間、おたまでコメをすくって袋に詰めるゲーム。先着30人だが、コメがなくなり次第終了。参加費500円。

【飲食ブース】 地域の店舗が軒を連ね、サツマイモなどを使ったスイーツやスリランカカレー、駄菓子、ドリンク、コーヒーなどを販売。

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