一つずつ丁寧に手作り
毛皮製品のリフォームや、オリジナル商品の製造などを手がける「イマニシケガワ」。“毛皮一筋”約40年、2代目代表の今西良一さん(70)が事業を引き継いで約30年になる。
「ミンクのリアルファーバッグ」は、自社企画の丸底トートバッグで、一つひとつ丁寧に手作りしている。本体部分が幅約25センチ、高さ約20センチのサイズで、ふわふわの毛と、ころんとした形がマッチする。ミンクは北欧から流通しているものが中心。新品は少なく、コートなどの既製品を仕立て直すものが大半という。
「バッグのこだわりは、“形”。見た目の良さ、持ちやすさ、使いやすさを考えてデザインしている」と今西さん。「リアルファーの“本物”の味わいが一番の魅力になっていると思う」
丹波市ではかつて、毛皮産業が地場産業として栄えた時代があった。今西さんによると、1970年(昭和45)頃は、丹波地域で生産される毛皮が、国内シェアの6―7割を誇っていたという。現在、オリジナル商品を作っているのはイマニシケガワのみで、毛皮コートをリフォームし、ベストやマフラーなどの小物製作を行っている。
ミンクのリアルファーバッグは1個2万4800円。
イマニシケガワ
兵庫県丹波市氷上町氷上682-5
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たんば商業協同組合



























