ガラスコーティングで撥水・防汚機能を強化した木の皿「一人膳　八寸」

ガラス加工の木皿で彩り

イクジウッドの「一人膳　八寸」は、丹波市内の木材市場で仕入れる国産の広葉樹を自社で製材し、ガラスコーティングを施して仕上げた木の皿。撥水・防汚機能を強化して、食品衛生にも適合し、衛生的に使用できる。

乾燥のために積み上げられた広葉樹の板と足立社長＝兵庫県丹波市青垣町佐治で

「広葉樹を使ってオリジナル商品を開発したい」。足立成人社長（67）の思いが、ガラスコーティングという新しい技術と結びついて形になった。２０２１年度に「丹波すぐれもの大賞」、24年度に「グッドデザイン賞」を受賞し、今年度、「５つ星ひょうご」に選定されるなど、多方面から高い評価を受けている。

使用している木は、ケヤキ、クリ、サクラ、トチ、クワ、カエデなどさまざま。木の自然な形状を残した“耳付き”で、原木を感じさせる野趣と、木肌の個性が日常の食卓に彩りを添える。

「好きなお酒をおいしく飲みたいというのが一番」と足立社長。「八寸が、森についての会話の糸口にもなれば。家の中で木を使う機会を増やしたい」と願っている。

Ｓ、Ｍ、Ｌのサイズ展開。Ｍサイズ（長さ26・５センチ×幅19センチ×厚み１・８センチ）６３８０円。

イクジウッド

兵庫県丹波市青垣町佐治751-2
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