雪の残る27日の兵庫県丹波篠山市内を歩くと、田んぼに無数の黒い影。レンズを向けた先にいたのは、スズメたちの集団だ。
寒い季節に対応するため、脂肪を蓄えたり、羽の中に空気の層を作って膨らむスズメたち。さらに100羽を超える集団も作る。体を温め合ったり、猛禽類などの敵から身を守る、集団の方がエサを見つけやすいなどの理由があるという。
田んぼに群れていたスズメたちは、雪の間から時折、顔を出している稲のひこばえがお目当て。わずかに実った小さな稲穂を見つけると、我先にと競うようにしてパクつく。
銀世界を舞う姿は愛らしく、美しいが、飛翔のため、常にエネルギーを摂取しなければならないスズメは、必死で食事に励み、冬を乗り切ろうとしている。
かじかむ手でシャッターを切りながら、「早く春になってほしいよな」とつぶやいた。
【丹波新聞鳥部】(※コメント欄より、弊社の活動を命名していただきました)



























