うどん食べて意見募る 地域づくり計画お披露目 自治会活動の継続困難解消へ

2026.03.18
丹波市地域注目

地域づくり計画と遠阪小の利活用について意見を募ったブース=兵庫県丹波市青垣町山垣で

兵庫県丹波市青垣町遠阪自治協議会はこのほど、同町内の旧遠阪小学校で、とろろこんぶや揚げなどうどんのトッピングを描いたカードを手にスタンプを集めながら地域づくりについて意見を聞くユニークなイベント「遠阪サミット」を開いた。完成したばかりの同地区「地域づくり計画」のテーマごとにブースを設け、参加者らは各ブースを回った後、出来たてのうどんに好きなトッピングを乗せ、食事をしながら交流した。

同計画を住民に知ってもらいつつ、交流の機会にしてもらおうと、同自治協の「遠阪ミライン会議」が企画した。

遠阪地区は、少子高齢化が進み、自治会活動を始めとするさまざまな活動の継続が難しくなっており、同自治協は市内でもいち早く同計画策定に取り組んだ。

 

トッピングを乗せたうどんにだしを注いでもらう参加者ら

「サミット」では、計画に盛り込んだ▽健康な地域▽関わり・支え合える地域▽自然を守り・活かし・共生する地域―など8つの目標と、課題となっている旧遠阪小の活用をテーマに計9つのブースを配置。内容を手書きのポスターで張り出し、ミライン会議のスタッフが説明した。参加者は、トッピングのスタンプ集めを楽しみながら、巡回していた。

また、良いと思うアイデアに、年代ごとに色分けしたシールを貼ってもらい、声を集めた。遠阪小利活用のコーナーで話を聞いていた出町創さん(青垣小2年)は「遠阪小(跡地)でも、年に何回か運動会やマラソン大会をしては」とアイデアを伝えていた。

うどんのトッピングはとろろ昆布、キムチ、だし巻き卵、揚げ、天かすなど盛りだくさんの品数を用意。子どもたちに菓子のプレゼントや、エアー遊具などの遊びコーナーもあった。

同自治協の前田進会長(72)は「各自治会で開催が難しくなっている住民同士の交流の機会をつくりながら、イベント運営を通じて自治協の後継者も育てていければ」と話していた。

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