国交省が建設継続の是非を検証するダムの対象となっており、 県の方針を取りまとめている第5回 「西紀ダム検討会議」 が25日、 西紀老人福祉センターで行われた。 同会議で示された県の方針素案は、 前回会議でまとまった 「ダム事業継続」 で、 この日の検討会議でも協議した結果、 方針素案が了承された。
留意点として、 ▽事業期間が長期化しているので、 治水、 利水両面からも早期の完成に努める必要がある▽環境保全や水質対策を講ずる必要がある―と付け加えた。
2月上旬から2週間、 県民から広く意見を募る 「パブリックコメント」 を実施し、 3月上旬に県の方針原案が同会議で示される予定。 方針原案をもとに方針案が決定。 県が国交省に報告する。