篠山署 上半期事件事故まとめ 

2011.08.01
ニュース

 篠山署は、 上半期 (1月―6月末) に市内で発生した刑法犯認知件数と交通事故の概要をまとめた。 刑法犯認知件数は185件で前年同期と比べると13件減少したものの、 「車上狙い」 は28件で前年同期より8件の増。 交通事故は863件 (前年同期比8件減) とわずかに減っているが、 前年同期には1件もなかった死亡事故は3件発生している。

 刑法犯で特徴的なのは、 農作業中、 農道に駐車していた車の中の金品を盗まれる 「車上狙い」 で、 頻発した。 クレジットカードや財布、 免許証を一緒に置いていたケースも多く、 同署は 「勝手に物を買われるなどの二次被害につながるので、 車内にはこれらの金品を絶対に置かないこと。 少し離れる場合でも、 必ず施錠して」 と呼び掛けている。

 前年同期に横行した 「空き巣」 は10件 (同18件減) と減少傾向にあるが、 同署は 「空き巣対策は、 まず施錠。 『1ドア2ロック』 でお願いしたい」 と話している。 また5、6月には、国道沿いを中心に鉄製の溝ぶた (グレーチング) の盗難が相次いだ。 市内ではこの2カ月で約20件、 約100枚が盗まれたが、 6月下旬に容疑者を逮捕して以来、 市内で同様の盗難は発生していないという。

 交通事故の内訳は、 人身事故が95件 (同5件減)、 物損事故が768件 (同3件減)、 負傷者は134人 (同12人増)。

 

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