最高規範「議会基本条例」制定へ 丹波市議会が市民説明会

2011.08.21
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 丹波市議会 (事務局0795・82・1472) は、 議会運営における最高規範とする 「市議会基本条例」 の制定をめざし、 市民説明会を8月27日午後1時半からライフピアいちじま (同市市島町上田) で開く。 大学教授を招いた基調講演と、 議員自ら説明、 解説を行う。 9月定例会への提案をめざしている。

 山梨学院大学の江藤俊昭教授が 「議会基本条例とは何か。 なぜ必要なのか。」 と題して講演する。 江藤教授は地域政治論が専攻で、 「地方議会改革マニフェスト」 「議会基本条例―北海道栗山町議会の挑戦」 などの著書がある。 講演の後は、 同条例案をまとめた特別委員会 (高橋信二委員長、 9人) の委員を中心に、 条例案の説明や解説を行う。

 同条例案は全10章29条からなり、 積極的な情報公開と市民参加を基本に開かれた議会づくりをめざす姿勢を色濃く出した。 市民の参加を促すため、 議員と市民が自由に情報や意見を交換する 「議会報告会」 の開催を盛り込んだり、 各委員会において資料などを積極的に公開し、 市民に分かりやすい議論に努めることや、 会派における政務調査費の公表なども定めた。

 

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