「近畿秋季少年軟式野球大会」 (近畿軟式野球連盟主催) が11月26、 27の両日、 尼崎ベイコム野球場で行われた。 兵庫県代表の篠山中学校は26日の1回戦で大阪府代表の門真ビッグドリームスと対戦。 3―2で勝利し、 全日本少年春季軟式野球大会 (来年3月23日から静岡県で開催) の出場を決めた。 篠山のエースで主将の降矢寿樹君が無安打で抑えた。
1回裏、 相手の内野エラーで出塁した1番降矢君を2番稲山友弥君がバントで送り、 4番北村和哉君の右中間3塁打で先制した。 2回表に1―2と逆転されたが、 3回裏、 5回裏にそれぞれ1点を加えた。
降矢投手は2回表、 「県決勝ではなかった緊張感」 が出て、 四球が続いたが、 3回以降本来のピッチングを取り戻し、 3、 5、 6、 7回を三者凡退に抑えた。
細見初太郎監督は 「ベンチやスタンドの応援が力になったと思う。 冬場の地道なトレーニングもがんばって全国に臨みたい」 と話していた。
決勝は、 強豪の西京ビッグスターズ (京都代表) 戦。 規定の7回まで2―2の同点。 無死満塁から始める特別延長8回の末、 5―6で惜敗した。