発達支援教育施設「さくらエリクソン」開校へ 4月、篠山市今田町に

2012.03.26
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 篠山市今田町下小野原に4月1日、 発達支援教育施設 「さくらエリクソンスクール」 (松本緑代表、 079・564・4192) が開校する。 コミュニケーションにハンディキャップを持つ自閉症などの子どもたちへの教育とトレーニングを行う私的教育機関で、 三田市弥生が丘に本部を置く。 松本代表は、 「自立や自信、 意欲につながる自尊心を育む 『できた』 『分かった』 『楽しい』 『うれしい』 の感情が毎回、 来るたびに感じられる指導がモットー」 と言い、 「悩み、 苦しんでいる子どもや家族があるなら、 気軽に相談を」 と話している。

 同スクールは、 鉄骨2階建てで、 延べ床面積は約590平方メートル。 放課後に通うアフタースクールで、 未就学児から高校生までを受け入れ、 幼児期の早期発達教育から、 就学・就労へ向けてトータル指導を行うという。 スタッフは9人。 日曜休校。

 カリキュラムは月4回を基本としている。 大別すると▽発達を促すための教材を使った個別指導が2回▽社会性を養い、 体のバランス機能を整える運動を行うグループ指導が2回。 このほか、 未就学児を対象に週1回、 午前中に開講するコースなどもある。

 同施設は10年前、 三田市で開校。 現在、 約50人の生徒が通っている。 開校当初から通っていた子どもたちが成長し、 運動能力だけでなく、 ものの見方や考え方の改善にもつながる体のバランス機能の充実を図る運動カリキュラムを行うためには手狭になってきたため、 同町に山林を含む約1万6500平方メートルの土地を購入。 同スクールを増設した。

 同施設の詳細はホームページ (http://kids-school.sakura.ne.jp/) で。

 

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