商工会支所機能を縮小 5月から職員減員

2012.04.01
ニュース

 丹波市商工会 (大地会長) は5月1日から、 柏原を除く5支所の職員を減員し1人とする、 支所の窓口業務時間を午前9時半―午後3時までとするなど、 支所機能を縮小する機構改革を実施する。 4月中に、 支部単位で説明会を開く。

 支所職員全員を本部の経営支援課付とし、 いったん本所に集まり、 打ち合わせをしてから支所に出向く形を取る。 支所では経営支援に関する相談業務に力を入れ、 共済、 記帳指導、 労働保険などの一般事務は、 会員から書類を預かり、 本所で手続きをする。

 午後3時に窓口を閉め、 会員事業所の訪問などを行う。

 柏原支所は、 中心市街地活性化事業など事務量が多く、 2人体制を維持。 他支所は現在の2人を1人減員し、 本所の人員を厚くする。

 4月は会員への周知期間とし、 職員の異動も1日付では、 2人にとどめ、 他は5月1日付とした。

 4月1日付人事で、 機構改革参事を新設。 3月31日付で定年退職した前事務局長の本庄義文さんを再任用した。 本庄さんの後任の事務局長は、 前業務課長の藤本泰男さんを起用した。

 本庄参事は、 「旧町の商工会の延長というところから、 市商工会として、 事業所の経営支援をより重視しようという理事会の意向」 と話している。

 

関連記事