任期満了に伴う篠山市議会議員選挙がきょう15日、 告示される。 立候補の届出は、 午前8時半から午後5時まで、 篠山市民センター (同市黒岡) で受け付ける。 前回より定数が2減の 「18」 の中、 丹波新聞社の調べでは21人の出馬が見込まれており、 定数3超の少数激戦の様相を呈している。 立候補が予想されるのは、 現職17、 新人4で、 党派別では公明2、 共産1、 無所属18。
19地区中、 「畑」 「後川」 「福住」 「西紀北」 を除く15地区で候補者が立つとみられ=表参照、 特に 「福住」 は、 有権者数1365 (3月2日現在) の大票田で多くの立候補予定者が注目している。
破綻寸前の市の財政状況や少子高齢化の中で行われる今回の市議選。 財政再建や定住促進、 地域の活性化にどう取り組んでいくか、 などが争点となる見込み。 15日の届出が済み次第、 立候補者らは選挙カーに取り付ける表示板や街頭演説用の旗などを持ち帰り、 選挙活動を始める。
5超だった前回の投票率は69・45%。 今回は、 現職が多く、 3超と見込まれるため、 投票率が下がるとみられる。
市選挙管理委員会はPRのため、 市役所本庁や各支所、 JR篠山口駅に横断幕や懸垂幕などを設置している。
投票は22日午前7時―午後8時、 市内53カ所で行われる。