氷上ボーイズOB・翁田君(西脇工)が甲子園へ

2013.08.08
ニュース丹波市

 夏の全国高校野球甲子園大会に県代表として初出場する西脇工業高校 (西脇市) のエースで4番を打つ翁田勝基君 (3年) は、 丹波市の中学生硬式野球 「氷上ボーイズ」 の7期生。 同チームは丹波市内の道路沿いに横断幕を掲げ、 OBの活躍を応援している。

 同チームには、 多可町の選手も入部しており、 翁田君も、 八千代中学校入学と同時に入部。 永井豊代表によると、 入部当時は、 身長が150センチに届くか届かないかの小柄で、 「投げられない、 打てない、 守れない」 で、 目立つ選手ではなかったという。 引退までレギュラーをつかむことはなかったが、 控え投手や2塁手として起用された。 県内外の高校野球関係者が試合や練習の見学に訪れるなか、 翁田君に光るものを見出したのは、 西脇工業の監督ただ1人で、 「ぜひうちに来てほしい」 と言っていたという。

  「闘志、 負けん気が強かったことと、 体がやわらかかったことを覚えている」 と永井代表。

 県大会での活躍、 甲子園出場に、 「高校に入ってからぐんと体が大きくなり、 力がついた。 2年生から起用してもらった経験も大きい」 と言い、 「甲子園の舞台を楽しんでほしい。 強豪校と対戦し、 思いっきり投げる姿が見たい」 とエールを送っている。

 同チームでは現在、 翁田君の弟 (八千代中2年) が汗を流している。

 

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