山の芋カレー近畿5点に 東雲高考案のレシピ 全国特産料理コンテスト

2014.07.20
ニュース丹波篠山市

考案した山の芋の料理

篠山東雲高校の 「しののめ山の芋研究チーム」 の3年生3人が考案した山の芋を使ったカレーが、 高校生の特産料理全国コンテスト 「ご当地!絶品うまいもん甲子園」 (農水省主催) の近畿エリア代表5点に選ばれた。 全国の農業、 水産、 商業系の高校から235点の応募があった。 8月29日、 吹田市で近畿予選が行われ、 全国7エリアから8―14校が10月の全国決勝大会に進む。

料理名は 「山の芋ゴロッゴロッカレー―このネバネバが世界を救う」。 年々栽培面積が減少している山の芋を消費から支えようと、 山の芋を素材にした。 篠山産のタマネギやニンジンと、 牛豚ミンチ肉をしっかり煮込んだカレーに、 角切りにした山の芋と、 スライスして揚げた山の芋のチップスを入れた。

同大会の料理テーマは 「若者が食べたくなる絶品グルメ」。 料理には地元の食材を入れ、 主食かおかずになるもの。 また、 1人前の販売価格は600円以下で、 食材の原価を販売価格の半分に抑えることが条件。 今回は書類審査でエリア代表の料理が選ばれた。 エリア予選では、 実際に調理し、 審査員にその料理への思いや考案した動機などを発表する。

中川篤博君 (篠山中出身) は 「カレーのスパイスと山の芋の組み合わせが絶品。 やるからには全国制覇を目指し、 篠山の特産を広めたい」、 中川義晶君 (同) は 「山の芋のとろっとした食感がおすすめ。 篠山の山の芋のおいしさをたくさんの人に知ってもらいたい」、 島端祐基君 (篠山東中出身) は 「とろっとしたり、 カリッとしたりする山の芋のさまざまな食感を伝えたい。 山の芋を通して篠山を活気づけたい」 と話している。

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