歴代卒業生、写真で集合 11月21日の行事で披露 福住小

2015.10.26
ニュース丹波篠山市

学習発表会の中でお披露目する「歴代卒業生写真展」の準備を進めている中道校長(左)と奥田同窓会長=兵庫県篠山市福住で

来春、大芋、村雲小と統合し閉校する福住小学校(中道博校長、40人)が、開校から閉校までの142年間の歴史の重みを感じてもらおうと、11月21日に同校で開く学習発表会の中で「歴代卒業生写真展」を計画し、準備を進めている。明治から平成にかけて歴代の卒業写真を収集し、披露する。中道校長は「これまでに約5800人を輩出した福住小。卒業生の皆さんが写真展を見られたら、きっと何かを感じられるでしょう。人生を振り返ったり、かつての友人や級友と思い出を語り合ったり、再会するきっかけにしていただければ幸い。児童たちには、学校の歴史の深さを知って、ふるさとを愛する気持ちにつなげてほしい」と期待している。

福住小学校は1873年(明治6)5月、川原集落の住吉神社境内に創設された。最盛期の1941年には児童数が549人を数えた。

歴代卒業生写真展は1905年(明治38)から始まる。学校で保管していたものや、同校の創立125周年記念で発行した同窓会名簿などから歴代の卒業写真を探すなどし、142年のうち106年分の写真を集めることができた。

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