日・独学生でバス待合所 西紀・本郷で

2016.09.10
ニュース丹波篠山市

完成したバスの待合所と製作した学生たち=兵庫県篠山市本郷で

兵庫県篠山市本郷の松隣寺口バス停に、一風変わった木製の待合所がお目見えした。松隣寺の「松」をローマ字表記した「SHO」をかたどったデザインで、地元住民も「一度、見に行ってみようという人も現れるのでは」と期待している。

製作したのは、神戸芸術工科大学の学生約30人と、ドイツ・ヤーデ大学の学生10人。バス停近くにある中井工務店で寝泊まりし、技術指導を受けながら2―8日の1週間がかりで製作した。

昨年から古民家再生をテーマに連携している市内の若手工務店グループ「住倶楽部」と神戸芸術工科大が、地域の交通要所であるバス停に、まちの“顔”になるものを作ろうと計画。同大学と縁のあったヤーデ大学も加わり、合同製作した

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