兵庫県丹波篠山市立かやのみ幼稚園で2日、節分の豆まきが行われた。色を塗った手作りの鬼のお面を頭に巻いた園児たちは、コロナ退散を願って「鬼は外!福は内!」と元気な声を上げながら、豆に見立てた新聞紙を鬼に投げつけていた。
「給食を残している子はいないか~」などと言いながら、教諭扮する鬼が登場。思わず泣いてしまう園児もいる中、新聞紙を投げて鬼を”撃退”。最後はお互いに仲直りし、親の言うことを聞くことや手洗いうがいをすることを約束した。同園の園長は「鬼をやっつけられたから、君らはコロナにも負けない」と笑顔で呼びかけていた。
5歳の男児は「鬼が急にきてびっくりしたけど、たのしかったよ」とうれしそうに笑顔を浮かべていた。