県が設置する丹波地域医療確保対策圏域会議の初会合が十四日、 丹波市医師会館 (柏原町柏原) で開かれた。 役員構成と、 会議の設置目的などの説明のみで、 具体的な協議は次回からになる。
議長に山鳥嘉彦・篠山市医師会長が、 議長職務代理者に田中潔丹波市医師会長が就任した。 山鳥議長は、 「一線で診察にあたっていて、 医療の現状が厳しく、 大変になっていることをひしひしと感じている。 行政、 病院も大変だが、 一番困るのは住民。 安心させるために、 会議をまとめていきたい」 と述べた=写真。
県医務課は、 医療圏の特性に応じた医療提供体制の検討と圏域内の調整をはかることなどが同会議の役割と説明した。
委員は、 丹波圏域内六病院の代表、 丹波県民局長、 丹波、 篠山両市長ら。