柏原日赤のあり方検討協議会が初公開

2006.03.30
丹波の地域医療特集

議論は平行線たどる

 赤字経営に陥っている柏原赤十字病院の存続、 廃止を検討している 「丹波市の病院のあり方検討協議会」 (会長=辻重五郎・丹波市長) の三回目の会合が二十七日、 ハートフルかすが (丹波市春日町) で開かれ、 初めて公開された。 市が春日・市島方面に市民病院を設置し、 日本赤十字社県支部が運営する-などとする事務局 (県、 日赤県支部) 案に対し、 市医師会 (中澤敏会長) が▽県立柏原病院との役割分担をすべき▽市の財政圧迫を招く-などを理由に反発。 議論が平行線をたどったため、 新たな協議の場を設けることが確認された。

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