柏原病院 稼動病床数260→214へ

2007.10.01
丹波の地域医療特集

 県立柏原病院は、 10月1日から1病棟閉鎖し、 稼動病床数を、 現在の260床から214床に減らす。 脳神経外科の診療縮小によるもの。 2人いた常勤医師が1人になる。 同科に入院中の患者は引き続き診るが、 10月からは新たな入院患者は受けない。
 同病院の病床数は、 昨年4月に結核病棟50床を閉鎖し、 303床に。 あわせて患者減に対応するため、 260床としていた。
 同科は毎日、 25人から30人程度の入院患者を引き受けていた。
 また、 病棟閉鎖のあおりで、 看護師22人が、 県立尼崎病院で勤務する。 尼崎病院は看護師不足で、 柏原から看護師を受け入れることで診療報酬上有利な急性期患者7人に対して看護師1人を配置する 「7対1」 看護体制を維持する。

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