小児科を守る会 チャート図を作成

2007.10.23
丹波の地域医療特集

 県立柏原病院の小児科を守る会 (丹生裕子代表) が、 病院へかかる目安の1つにしてもらおうと、 代表的な子どもの病状についてのチャート図を作った。 併せて、 車にはるマグネットステッカーを作成。 軽症でも昼夜を問わず病院で受診する 「コンビニ受診」 を控えようと、 適切な受診を呼びかけている。
 柏原病院小児科医らが監修したチャートは、 A4判5枚。 「発熱」 「せきが出る」 「吐いた」 「下痢」 「いつもとようすが違う」 の5症状について、 チャートをたどると、 「様子を見る」 「あわてる必要はないが、 24時間以内に受診する」 「かかりつけの医院を受診」 「救急病院に大至急受診する (救急車を呼ぶ)」 などに行き着く。 「熱が出た場合」 では、 38度以上と、 それ以下、 生後3カ月未満とそれ以上などに区分し、 対応策を示している。
 車用のステッカーは、 24×9センチ。 ピンクとブルーの2色。 「こどもを守ろう お医者さんを守ろう コンビニ受診を控えよう!」 と、 同会のスローガンを掲載している。 また、 チャートを、 目につきやすい冷蔵庫などにはれるよう、 小児科救急医療電話相談 「♯8000」 の番号を記したマグネットシートも合わせて制作した。
 チャート、 ステッカーの希望は同会 (mamorusyounika@yahoo.co.jp)。

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