兵庫医科大学の教授会が13日に開かれ、 同医大と篠山市との協定書案が議題に取り上げられたが意見はまとまらず、 年内の協定書案締結は難しくなった。 協定書案の救急医療についての項目をめぐって医大側から要望も出ており、 酒井隆明市長は 「もう一度 (県を交えた) 3者協議を開き、 協定書案を一部変更しなければならないと思う。 年内の締結はおそらく無理だろう」 としている。
また医大存続の最終決定は理事会で行われるが、 年内に開かれる予定はないという。 医大は 「重要な問題なので十分な審議が必要」 と慎重な姿勢を示している。