市が公共施設に開設している「ひと涼み処」。市民センターでは給水スタンドの水を飲んで一息つく人も＝兵庫県丹波篠山市黒岡で

厳しい暑さが続いていることを受け、兵庫県丹波篠山市は９月末まで、市民の熱中症対策として、冷房の効いた公共施設を休憩場所に使ってもらう「ひと涼み処」を開設している。ロビーに冷房を効かせ、熱中症予防の啓発チラシなどを置いている。施設によっては給水スタンドもある。

開設しているのは、▽市役所市民ホール▽同第２庁舎ロビー▽城東支所▽多紀支所▽市民センター▽丹波篠山総合スポーツセンター▽畑ふれあい館▽日置ふれあい館▽西紀支所▽西紀運動公園▽西紀ふれあい館▽丹南健康福祉センター▽四季の森生涯学習センター東館▽中央図書館▽味間ふれあい館▽古市ふれあい館▽今田支所▽こんだ薬師温泉ぬくもりの郷―。

市健康課は、「家に帰るまでの道中や運動時などに、ひと涼みしていってもらえたら」と呼びかけている。