兵庫県丹波市長寿犬表彰式が同市内であり、満17歳を迎えた26頭のうち、10頭が飼い主と共に式典に出席。摂丹獣医師会から愛犬の健康管理に努めた飼い主に表彰状が手渡された。
竹内亮二・同獣医師会長は「人間でいうと、90歳から100歳。わんちゃんも世話に対し、今までありがとうと感謝しています」とあいさつした。
ラブラドール・レトリバーの雌「ノア」は12歳の時、同県川西市の保護犬施設から引き取られた。飼い主の杉岡加代子さん(66)は、「前に飼っていた同じ犬種は13歳で亡くなった。心配していたが、長生きしてくれた」と喜んだ。大森義一さん(81)宅のミックスの雌「ライム」は、野良犬から家族に迎えられた。「動物好きな私に一番なついている」と目を細めた。
満17歳を迎え、狂犬病予防注射を接種した犬を対象に、市と同獣医師会が毎年行っている。