木の枝にとまり「ヒッヒッ」と鳴くジョウビタキ。「冬が来たよ」と告げているかのよう＝2023年11月7日午前10時56分、兵庫県丹波篠山市内で

8日は二十四節気の一つ「立冬」。秋が極まり、暦の上では冬が始まるころとされる。

兵庫県丹波篠山市内では、しばらく前から「ヒッヒッ」という甲高い鳴き声が響く。冬鳥の「ジョウビタキ」だ。

全長15センチでスズメほどの大きさ。オスは頭が銀白色、顔が黒色、腹は赤茶色と特徴的な色合い。積雪の少ない土地で越冬することから、冬の風物詩として知られている。

レンズ越しにじっと見つめていると、白髪オールバックのダンディーなおじさんにも見えてくるが、つぶらな瞳がやっぱり愛らしい。

「ヒッ」と一声鳴いた。「冬が来たよ」と知らせているかのようだった。

特徴的な色合い

【丹波新聞鳥部】（※コメント欄より、弊社の活動を命名していただきました）