兵庫県丹波篠山市のJR篠山口駅周辺で11日に開かれる「篠山口駅マルシェ」で、10年前まで同駅で販売されていた駅弁「山菜デカンショ弁当」をヒントにした「新デカンショ弁当」が販売される。販売は午前10時からで、限定50食。1500円。
地鶏料理店「丹波篠山まつかぜ屋」(同市東古佐)の河南文子さん(73)が、同駅改札横の市民フリースペース「丹波篠山スクエア」でも販売している「名古屋コーチン地鶏めし弁当」を、「丹波篠山らしい素朴でヘルシーな味」にアレンジした。
鶏もも肉の照り焼き、鶏むね肉の天ぷら、卵焼き、黒豆煮、シイタケのほか、有機栽培グループ「篠山自然派」の野菜を使った、サツマイモの天ぷら、ダイコンの漬物、インゲン、ゴボウとニンジンの炊き込みご飯が入っている。
マルシェを主催するJR篠山口駅周辺まちづくり会議に出席している杉自治会の井上尚和会長が発案。河南さんに依頼し、実現した。