「ぺったんこ」 小学生が昔ながらの餅つき体験 つきたてに「ほっぺた落ちそう」

2024.01.10
地域注目

地元住民と一緒に昔ながらの餅つきを体験する児童=2024年1月10日午前10時6分、兵庫県丹波市市島町酒梨で

兵庫県丹波市立三輪小学校(90人)で10日、餅つき大会があった。児童たちは「ぺったんこ」「よいしょ」と声を合わせながら、昔ながらの杵(きね)と臼で餅つきを体験し、つきたての餅に舌鼓を打った。

正月の伝統行事を体験してもらおうと、地元の美和地区自治振興会が昨年に続いて企画。同振興会役員や女性グループのメンバーら計約10人が来校し、地元で栽培したもち米6升分を用意した。

びよーんと伸びるつきたての餅を味わう児童たち

5、6年生計23人が餅つきを体験。重い杵にふらつきながら、低学年の児童たちから「がんばーれ」と声援を受けながら、力いっぱい振った。つきたての餅ができあがると、全校児童が砂糖じょうゆときな粉をつけて味わった。

6年の女子児童は「餅をついたのは初めてだったけど、ぺたぺたするのが楽しかった。餅はやわらかくて、おいしすぎて、ほっぺたが落ちそうだった」と笑った。

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