中日・草加投手から贈り物 恩師赴任の高校野球部に用具 「少しでもうまく」

2024.03.02
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中日ドラゴンズの草加投手から寄付されたピッチングマシンなどの寄付品に感謝する産高野球部員=兵庫県丹波篠山市郡家で(提供)

兵庫県立篠山産業高校野球部監督の長澤宏行さんの創志学園(岡山県)時代の教え子で、中日ドラゴンズの草加勝投手(22)が、同部にピッチングマシンやバットなどを寄付した。このほど同校で贈呈式が行われた。

寄付されたのは、最速160キロが出せるピッチングマシン1基、バット10本、ノック用バット3本。

草加投手は昨年10月のドラフトで1位指名された。2月1日に右肘手術を受け、リハビリ中。草加投手は「高校生には小さなことしかしてあげられませんが、少しでも野球がうまくなってくれるとうれしいです。今は痛みもなく、順調にリハビリできています。先は長いですが頑張ります」と恩師にメッセージを送った。

篠山産業高校の選手たちは、草加選手に「寄付していただいたバットで甲子園を目指す」と、力強いメッセージを返した。

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