丹波県民局が主催する 「恐竜・哺乳類化石等を活かしたまちづくりプロジェクトチーム」 (座長=中瀬勲・県立人と自然の博物館副館長) の初会合が7月29日、 県柏原総合庁舎で開かれた。 丹波市の恐竜を活かしたまちづくり計画の具体化や篠山市で見つかったほ乳類化石などの活用策、 そのほか、 戦略的、 広域的な推進方策を検討する。 年度内に報告書をまとめる。
県民局長、 両市の市長、 観光協会長のほか、 関西学院大、 県立大の教授、 関西大准教授、 JTB西日本広報室長、 丹波地域ビジョン委員会委員長ら15人で構成。 山南町上久下校区の恐竜の里づくり計画の具体化や、 自然教育のメッカにする方法、 ツーリズムの推進方法などを検討する。
プロジェクトチームの全体会議を10月と3月に開く。 同チームの下に人と自然の博物館研究員や商工会、 観光協会職員らで作るワーキンググループを置き、 4回程度会議を開く。
中瀬座長は、 「丹波地域が多自然居住の全国モデルとしてがんばっていけるように取り組んでいきたい」 と述べた。