師走に入って最低気温が5度以下になる日が続き、冬の訪れを実感するようになってきた兵庫県丹波篠山市。人は厚手の上着を着るようになったが、スズメたちも〝冬対応〟を始めており、ふっくらと膨らみ始めている。
鳥たちは寒さから身を守るため、気温が下がると脂肪を蓄えたり、羽の中に空気の層を作ることから、見た目がふっくらする。
早朝の公園に群れているスズメたちの中にも〝ちょいモフ〟になった個体がちらほら。まだ全体ではないが、これから本気で〝厚着〟を始め、真冬にはさらにモフモフになる。
膨らんだスズメは、「ふくらスズメ」とも呼ばれ、「福良」「福来」など縁起物とされている。かわいくもあるが、鳥たちにとっては命の危機もある厳しい寒さがやってくる。どうかモフモフになって、冬を乗り越えてほしい。
【丹波新聞鳥部】(※コメント欄より、弊社の活動を命名していただきました)