「一番福」へ農道疾走 田園地帯でも「福男・福女選び」 西宮神社の分社で催し

2025.01.10
丹波市地域注目

ゴールの鳥居へ勢いよく駆け込む出場者=2024年1月9日午後4時25分、兵庫県丹波市春日町野村で

兵庫県丹波市春日町野村の春日神社で9日、毎年恒例の開門神事「福男・福女選び」があった。小学生、一般の男女で4部門に分かれ、同市民を中心に計41人が出場。今年の「一番福」をつかむべく、本殿まで230メートルの農道コースを駆け抜けた。

同神社は、福男の開門神事で知られる西宮神社(同県西宮市)の分社。地元の青年会「下野村若人会」が毎年、同日に開かれる「十日えびす祭」を盛り上げようと、同様の走り参りを催している。今年で10回目。

和太鼓の音色を合図に、手作りの木製門をスタート。曲がり角を抜けた直線でみるみる加速し、ゴールの鳥居へ駆け込んだ。

3位以内に入り、「福」をつかんだ出場者たち

小学生男子の部で一番福をつかんだ地元の男子児童(小学3年)は「良い1年になりそう。習っている野球でホームランが打てそう」と頬をゆるませた。

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