1月20日は二十四節気の一つ「大寒」。一年の中で最も寒さが厳しい時期に入るころとされる。
冬の寒さに対応するため、脂肪を蓄えたり、羽の間に空気の層を作って体を膨らませている野鳥たち。寒さがやわらいだ大寒の朝、兵庫県丹波篠山市を歩くと、枯れた草の上に「モフモフ」になったスズメたちがいた。
年末時点ではふんわりと丸くなった程度だったが、1月に入ると一部のスズメたちがモフモフに変身。ほぼ今シーズンの「最終形態」になっている。
まんまるな姿は、「ふくらスズメ」とも呼ばれ、「福良」「福来」など縁起物とされている。週末からはまた寒さが戻る予報。レンズ越しに、「春はまだやから、しぼまないように」と呼びかけておいた。
【丹波新聞鳥部】(※コメント欄より、弊社の活動を命名していただきました)