大阪文化館・天保山(大阪市港区)で31日―2月2日に開かれる旧正月を祝うビッグイベント「大阪春節祭」(同実行委員会主催)に、兵庫県の丹波市観光協会が出展する。2日は「丹波市の日」が設定されており、ステージ発表と飲食の出店を通し、市をPRする。
日中間の文化芸術交流のほか、観光や飲食、各方面のビジネスの紹介を通し、経済交流を促進する催し。大阪・関西万博の前に丹波市をPRしては、と以前から付き合いがある実行委員会長が、同協会に声をかけてくれた。
「丹波市の日」は、春日戦国太鼓の演奏と黒井踊りのステージ発表、黒井城甲冑隊との記念撮影、市の観光PR動画と黒井城跡の動画のスクリーン上映がある。午前10時―、午後1時半―の2回。また、高見牧場(同市市島町)、丹波の幸(同市氷上町)、なかで農場(同市春日町)が出店する。高見牧場と丹波の幸は31日、2月1日も出店する。
観光協会の中野浩明室長は、「ドラマ『SHOGUN 将軍』が海外で話題になっている。甲冑隊は写真撮影に人気を集めそう。観光客に丹波市を知ってもらう絶好の機会。ビジネスにつなげたい」と言い、甲冑隊の吉住孝信さん(丹波市春日町)は「私らが行っていいんかいなと思うようなすごい所に出させてもらう。身に着けてもらえるように、子ども用と大人用の甲冑を持って行こうと考えている」と話している。