身近な
生き物に触れ合おうと、兵庫県丹波市立黒井小学校1年生33人が、近くの氷上高校の牛舎と鶏舎を訪れ、牛やニワトリが餌を食べる様子を観察したり、実習助手から飼育をする上で大事にしていることなどを聞いたりした。
生活科の授業の一環。同校生産ビジネス科の実習助手、山口愛美さん(36)が牛3頭に餌を与えながら、児童からの質問に答えた。体が大きな母牛は年齢が16歳くらいと伝え、「人間で言うと60歳くらいかな」と児童を驚かせた。また、「餌は朝と夕方の2回、与える。昼は寝ているか、口をもぐもぐ動かしているか、どちらか」と笑わせた。
山口さんの許可を得て、餌を食べる牛の頬をなでる児童もおり、触れ合っていた。児童は、「牛がかわいかった。触る体験はなかなかできないことなので、うれしかった」と笑顔。5回、触ったという児童は、「モフモフだった」と喜んでいた。























