日本六古窯の一つ「丹波焼」の里、兵庫県丹波篠山市今田町上立杭にあり、49軒の丹波焼窯元の作品を購入できる「立杭陶の郷」内の展示直売所・窯元横丁で、企画展「秋の味覚の器展」が開かれている。10月19日まで。
新米の季節に合わせ飯わんを中心に、鉢や皿など118種のやきものを展示販売している。価格帯は、飯わんは1500円前後から、小鉢や小皿は1000円前後から。期間中、JA丹波ささやまの協力で対象商品を購入すると丹波篠山産コシヒカリ2㌔を抽選で25人にプレゼントするキャンペーンも行っている。
企画展には約30窯元が出品。飯わんが目立ち、象眼技法で幾何学模様の彩色を施したもの、ツユクサやタデなど秋の野辺を彩る野草をモチーフに絵付けしたもの、落ち着いた焼き締め、雅な朱塗り、といった多彩なやきものが並んでいる。
ほかにも、内側は深い群青色で外側は木肌を思わせる茶褐色の横筋模様が施された小鉢や、パステルカラーに色づけされたカラフルな小皿などが目を引いている。

























