芋掘りよいしょ―。兵庫県丹波市の認定こども園ぬぬぎの園児が2日、地域住民の畑でサツマイモ掘りを楽しんだ。「うんとこしょ」「よいしょ」「抜けたー」などの歓声が響き、和気あいあいとした雰囲気に包まれた。
地元の打田哲夫さん(76)のほ場。5歳児クラスが5月、「紅はるか」「鳴門金時」のつるを植え、打田さんや地域住民が世話をして育ててきた。
4、5歳児クラスの計34人が芋ほりを体験した。打田さんは「やさしく傷をつけないように、たくさん掘って」とアドバイス。あらかじめ打田さんらがつるを切っており、サツマイモが土から先端をのぞかせている所を目印に、手やスコップで掘り進めた。
園児の顔ほどの大きさのサツマイモもあり、2人がかりで掘る園児も。5歳の園児は、「大きいサツマイモが出てきて、掘るのが楽しかった。焼き芋にしたり、サツマイモに塩を付けて食べたい」と喜んでいた。


























