体験やステージ多彩に 週末に「兵庫丹波縁日」 交流やまちの活気に

2025.10.03
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「兵庫丹波縁日」への来場を呼びかける村岡さん=兵庫県丹波市柏原町田路で

飲食やステージイベント、子ども向けの各種体験などの多彩な催しを展開する「兵庫丹波縁日」が4、5の両日午前10時―午後5時、丹波年輪の里(兵庫県丹波市柏原町田路)で開かれる。昨年4月から県内各地で同様の催しを開いている実行委員会が主催。開催地からの出店や出演を中心としたイベントづくりを展開しており、“体験型移動テーマパーク”と銘打って開催する。

子ども向けの「トライやるキッズ」では、重機の操作やメイクの体験などができる。丹波市内の就労継続支援事業所による販売、丹波栗や黒豆など特産品の販売、各種ワークショップ、飲食の露店など計60のブースが並ぶ。移動動物園や水族館、逆バンジー、乗馬体験などもできる。豪華景品が当たる抽選会も。特設ステージは、音楽やキッズダンス、大道芸など多彩に展開する。

コロナ禍で希薄になった交流を復活させ、活気あるまちづくりを進めようと、イベント企画運営会社「M―style.」(同県三木市)代表の村岡和仁さん(48)が実行委をつくり、委員長を務める。「兵庫五国」単位で開催しており、直近では今年4月の「播州三木縁日」で約1・7万人、6月の「摂州神戸縁日」で約1・5万人の集客があった。村岡さんは「人と人がつながり、子どもたちが楽しみ学ぶ。丹波地域のPRにもなれば」と話している。

入場無料。詳細は同イベントのインスタグラムへ。

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