旬の到来 丹波篠山黒枝豆が「解禁」 完熟前に味わう逸品

2025.10.10
地域注目観光

大粒でコクがある丹波篠山黒枝豆。販売が解禁され、丹波篠山の秋が本番を迎える=2025年10月10日午前8時44分、兵庫県丹波篠山市京町で

全国ブランドとして名高く、日本農業遺産にも認定されている兵庫県丹波篠山市の特産「丹波篠山黒枝豆」の販売が10日、解禁された。大粒で甘みが強い黒枝豆。販売は多くが10月いっぱいで、今だけ食べられる旬の味覚だ。

お節料理の定番・黒大豆が完熟する前の状態で味わう逸品。同市は旬の到来を告げることや、生産者、販売者により良い品質で販売してもらうことを狙って、2006年から毎年解禁日を設定している。

同日、同市京町のほ場で販売解禁セレモニーが開かれ、関係者らが「たる開き」をして解禁を宣言。酒井隆明市長は、「いつもよりも遅くなったが、おいしく、甘く育った。丹波篠山にはほかにも米や栗、山の芋、松茸とおいしいものがたくさんある。10月は各地でお祭りやイベントもあるので、ぜひお越しいただきたい」と呼びかけていた。

 

 

 

 

大粒で甘みがある黒枝豆

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