全国ブランドとして名高く、日本農業遺産にも認定されている兵庫県丹波篠山市の特産「丹波篠山黒枝豆」の販売が10日、解禁された。大粒で甘みが強い黒枝豆。販売は多くが10月いっぱいで、今だけ食べられる旬の味覚だ。
お節料理の定番・黒大豆が完熟する前の状態で味わう逸品。同市は旬の到来を告げることや、生産者、販売者により良い品質で販売してもらうことを狙って、2006年から毎年解禁日を設定している。
同日、同市京町のほ場で販売解禁セレモニーが開かれ、関係者らが「たる開き」をして解禁を宣言。酒井隆明市長は、「いつもよりも遅くなったが、おいしく、甘く育った。丹波篠山にはほかにも米や栗、山の芋、松茸とおいしいものがたくさんある。10月は各地でお祭りやイベントもあるので、ぜひお越しいただきたい」と呼びかけていた。




























